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島田 亜佐子; 高橋 邦明
no journal, ,
福島の汚染水中に含まれるZrとMoの分析法の開発を目的として、TEVAレジンを用いた抽出クロマトグラフィーによるZrとNb, Moの相互分離法を開発した。まず、TEVAレジンとHF溶液、HF-HNO溶液、HF-HCl溶液との間のZrとNb, Moの分配係数を取得した。次に、その分配係数に基づいて抽出クロマトグラフィーのスキームを作成し、分離試験を実施した。その結果、ZrとNb, Moを0.01MのHF溶液からTEVAレジンに抽出した後、0.5M HF-7M HCl溶液を用いてZrを溶出させ、次に4M HFを用いてMoを溶出させ、最後に1M HNO 溶液を用いてNbを溶出させることで、これらの元素の相互分離に成功した。
豊嶋 厚史; 浅井 雅人; Attallah, M. F.*; 後藤 尚哉*; Gupta, N. S.*; 羽場 宏光*; Huang, M.*; 金谷 淳平*; 金谷 佑亮; 笠松 良崇*; et al.
no journal, ,
Sgの還元研究に向け、キャリアフリートレーサーMoとWの電解還元挙動をフロー電解カラム(FEC)を用いて調べた。異なる溶媒抽出挙動に基づいて安定なMo(VI)やW(VI)とそれぞれの還元種を分離・同定するために、FECを用いて電解済みのサンプルをTOAやHDEHPを用いた溶媒抽出により化学的に分析した。また、マクロ量のMoやWのサイクリックボルタンメトリーや紫外可視分光測定を行い、それぞれの条件下における酸化還元反応の情報を得た。会議ではMoとWを用いた基礎実験の現状について報告する。
宮本 ユタカ; 安田 健一郎; 間柄 正明
no journal, ,
環境試料では極微量のPu, U, Th, Pb,ランタノイドが多量のナトリウムやカリウム,鉄などと共存している。ICP-MSによる分析では、これらの多量に存在する元素はプラズマ中で反応し、生成した酸化物や水素化物などの分子イオンは目的元素の正確な分析値に影響を及ぼす。したがってこれらの妨害元素を除去する必要がある。目的元素であるPu, U, Th, Pb,ランタノイドを一本の陰イオン交換カラムと、塩酸,硝酸,酢酸,フッ化水素酸からなる混合溶媒で逐次分離する方法を開発した。この方法を使うことで、目的元素を完全に分離し、全量を回収することができた。
金谷 佑亮; 佐藤 哲也; 浅井 雅人; 塚田 和明; 豊嶋 厚史; 永目 諭一郎; Schdel, M.; 佐藤 望; 大江 一弘*; 宮下 直*; et al.
no journal, ,
We measured ionization efficiencies of various short-lived lanthanides and evaluated their first ionization potentials (IP), as a test experiment for measurement of IP of heavy actinides. Short-lived lanthanides, Eu, Sm, Tb, Ho, Er, and Yb, were produced by the irradiation of a 67.9-MeV B beam delivered from the JAEA tandem accelerator on Ce / Pr / Tb and Nd / Sm / Eu targets. Short-lived Lu was also produced in the reaction of Dy with a B beam. First ionization potentials of these nuclides are evaluated based on the Saha-Langmuir equation and will be presented in the Conference.
初川 雄一; 塚田 和明; 橋本 和幸; 佐藤 哲也; 佐藤 望; 浅井 雅人; 豊嶋 厚史
no journal, ,
高速中性子による医療RI, Moの生成を提案している。本研究では金属モリブデンナノ粒子を塩化カリウム粉末と加圧成形したものを中性子照射ターゲットとして利用し、高速中性子核反応により高い反跳エネルギーでナノ粒子ターゲットから飛び出したMoイオンを粉末混合ターゲットを溶解し遠心分離によって金属ナノ粒子と水溶液を分離することによりMoの単離に成功した。この金属ナノ粒子モリブデンより単離されたMoイオンをアルミナカラムに吸着させることにより簡易なMo/Tcジェネレータの作成に成功した。このMo/Tcジェネレータに毎日1mlの生理食塩水を注水することにより、4日間にわたりMoから生成したTc生理食塩水溶液を得ることができた。
Havlov, V.*; Martin, A. J.*; Siitari-Kauppi, M.*; 舘 幸男
no journal, ,
長期拡散プロジェクト(LTD)は、原位置条件でのマトリクス拡散に関する定量的な情報を得ることを目的とした、一連の実験からなる国際プロジェクトである。1回目の原位置拡散試験では、グリムゼル原位置試験場の未擾乱の岩石マトリクス中のボアホール中を、放射性核種(H, Na, Cs)を含むトレーサー溶液を循環させた。トレーサー溶液中の核種濃度の減衰曲線が定期的なサンプリングと分析によって観測された。800日後、拡散試験を終了し、ボアホールがオーバーコアリングされた。放射性核種を含んだボアホール周辺の岩石は切断され、岩石中の濃度プロファイルを測定することにより拡散深さが決定された。非収着性のHはマトリクス中に17cm程度拡散し、弱収着性核種のNaは7cm程度拡散した。収着性のCsは、数mm程度の予測に対して1.5cm程度拡散した。これらの分析結果をもとに、解析評価が実施された。